iForexの特徴
iForexは、老舗の海外FX業者です。
1996年に創業するとほぼ同時に、日本向けのサービスを始めました。
知名度の高い海外FX業者であるXMは創業が2009ですから、かなり長い運営実績を持っているといえます。
また、運営主体はFormula Investment House Ltd.という会社であり、英国バージン諸島の金融ライセンスを所持しています。
そして、株や為替などを含めた800以上の銘柄を取り扱っていますが、口座タイプは一つしかなく、MT4を使うこともできません。
iForexのメリット
一つ目のメリットは、「信頼性が高い」。
iForexでは、これまで出金拒否やレート操作などの悪い噂は見つかっていません。
近年は、出金拒否などがあればSNSで瞬時に広まってしまいます。
ですから、長年運営しているのにそういった噂が見つからないということは、信頼性が高いといってよいでしょう。
ただし、出金手続きをする際に提出書類が多くて面倒だという口コミは、少なからず存在していましたが、これについても少しずつ改善がされているようです。
二つ目のメリットは、「サポートがしっかりしている」。
iForexのカスタマーサポートは、海外FX業者のうちではしっかりしているといえます。
たいていの海外FX業者であればメール対応が基本であり、日本語での対応ができるスタッフは数人程度となっています。
しかし、iForexでは日本語対応可能なスタッフを20人擁しています。
メールやチャットはもちろんのこと、電話でも確実に対応してくれるようになっており、国内FX業者とほぼ変わらない状態となっています。
三つ目のメリットは、「ロスカット水準が0%」。
iForexでは、ロスカット水準を0%に設定しています。
ロスカット水準が0%というのは、海外FX業者の中ではiForexだけではないのでしょうか。
これにより、手持ち資金が数万円しかなくても、最大400倍のレバレッジをかけて大勝負に出ることができます。
しかも、ゼロカットシステムが導入されているので、証拠金以上の損失を出すこともありません。
1万円の証拠金にフルレバレッジをかけて2倍・3倍と増やしていくことができるので、積極的なトレードを好む人には特に適しているといえます。
四つ目のメリットは、「スプレッドが狭い」。
iForexでは、2018年よりスプレッドが固定制から変動制に変わりました。
その際、スプレッドがかなり狭くなりました。
例えば、ドル円なら0.9pips・ユーロ円なら1.7pips・ポンド円なら2.5pips・ユーロドルなら0.8pipsという具合です。
iForexのデメリット
一つ目のデメリットは、「スキャルピングが禁止されている」。
iForexでは、取引規約でハッキリとスキャルピングを禁止しています。
そして、iForexのスキャルピングの定義には、1日に10~数百のポジションを決済することも含まれています。
どこまでがスキャルピングとされるのかはさじ加減によるといえますが、できるだけ細かい決済はしないほうがよいでしょう。
二つ目のデメリットは、「時間外の証拠金率が高くなる」。
iForexでは、市場がクローズしている時間(つまり週末)だと2倍の証拠金を要求されます。
ですから、iForexを利用している人は、証拠金をフルに使っている人が多いと思いますが、金曜日にはポジションを決済しておくことをおすすめします。
三つ目のデメリットは、「MT4が使用不可」。
上でも少し述べていますが、iForexはMT4を使うことができません。
一応、スマホ用のアプリは用意されており、初心者でも使いやすい作りになっているのですが、EAなどは使えないので、システムトレードをしたい人は別の業者を探すしかありません。