バイナリーオプション業界は、常に新しい業者が出てきては消えていくということを繰り返しています。
そのため、新しい業者が出てきても周知されにくいのですが、2018年に出てきたゼントレーダーは、サービスのクオリティーが高いことなどで話題を呼んでいます。
ではまず、ゼントレーダーの特徴について見ていきましょう。
ゼントレーダーの特徴
ゼントレーダーは、本社をセントビンセント・グレナディーンに置いています。
そして、セントビンセント・グレナディーンにおいて「Register of International Business Company」に登録がなされています。
ゼントレーダーのバイナリーオプションは、「オンデマンド」と「クラシック」の二つに大別され、おのおの判定時間・ペイアウト率などに差異があります。
まず、オンデマンドは判定時間が30秒・1分・3分・5分。
ペイアウト率は180～195％。
対象通貨ペアは7種類となっています。
「米ドル／円」「ユーロ／円」「ポンド／円」の他、「豪ドル／円」や「豪ドル／米ドル」なども取引可能です。
判定時間が短いため、スキャルピングには向いているといえます。
30秒や1分での転売はできないものの、ペイアウト率は高いので、押し目を狙うなどすれば利益は出しやすいでしょう。
次に、クラシックは判定時間が15分・1時間・1日。
ペイアウト率は160～190％。
対象通貨ペアは17種類となっています。
「ポンド／円」「カナダドル／円」「スイスフラン／円」などの他、商品先物や有価証券なども取り扱っています。
オンデマンドと比較すると判定時間が長めなので、ファンダメンタルズ分析も行ったほうがよいでしょう。
ゼントレーダーのメリット
ゼントレーダーには、多くのメリットがあります。
一つ目のメリットは、「日本語でのサポートが受けられる」。
ゼントレーダーでは、日本語での問い合わせを受け付けています。
メールだけでなく、電話でも問い合わせが可能です。
サポートシステムは、平日であれば24時間休むことなく稼働しているので、機敏に対応してくれます。
二つ目のメリットは、「最低取引額が低廉」。
ゼントレーダーの最低取引額は、500円となっています。
多くのバイナリーオプション業者では1,000円となっているので、リスクを抑えた取引が可能です。
三つ目のメリットは、「取引画面が見やすい」。
ゼントレーダーの取引画面は、非常にシンプルな作りになっています。
初心者や、簡単なテクニカル分析しか行わないトレーダーであれば、かなり使い勝手が良いといえるでしょう。
ゼントレーダーのデメリット
上記のように、ゼントレーダーにはいろいろなメリットがありますが、一方でデメリットもないわけではありません。
ゼントレーダーをうまく活用するなら、デメリットについても知っておきましょう。
一つ目のデメリットは、「オンデマンドの対象通貨ペアが少なめ」。
上記のように、短期取引のオンデマンドでは対象通貨ペアが7種類しかありません。
他のバイナリーオプション業者の場合、短期取引であっても長期取引と同程度の対象通貨ペアが用意されていることがほとんどです。
もちろん、7種類というのは過度に少ないとはいえませんが、マイナーな通貨ペアを取引したい人にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。
二つ目のデメリットは、「テクニカル分析が使えない」。
ゼントレーダーでは、トレンド系やオシレータ―系などのテクニカル分析ツールが使えないようになっています。
そのため、テクニカル分析を行うのであれば、別のチャートツールを使わなければならないので、その分手間が増えてしまうのは面倒な所といえます。
